国会議員歳費の2割削減が今月末で期限切れとなることに関連し、日本維新
の会が1割削減での継続を主張していることについて、同党共同代表で地域
政党・大阪維新の会代表の橋下徹氏が「公約は3割削減だったはず。政治が
身を切ることなくして国民に負担を求めることはできない」などとするメー
ルを維新議員らに送っていたことが分かった。13日夜に送信された。

 

橋下氏は「今の日本維新の会のままでは大阪でうそつき呼ばわりされ、統一
地方選を乗り切れない。日本維新の会と距離を置く方が大阪においてはメリ
ットだ」と批判している。維新の会と一括りでされるのを嫌がっているのだ
ろうが、日本維新の会の共同代表として名を連ねている以上、まったく関係
ないとは言えないだろう。橋下氏が大阪市長として仕事に集中するのなら、
共同代表の座を降りるのが筋だ。一人相撲と揶揄された市長選しかり、最近
の橋下氏は空回りしているように見える。