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一連の番組改編「問題」はＮＨＫが朝日に王手をかけた、と言って良い展開と
なった。朝日新聞社へ１８項目にわたる公開質問状をつきつけ、再度内部調査
しその結果を公表するよう求めたのだ。

朝日新聞社への公開質問状　http://www.nhk.or.jp/pr/keiei/news/index.html
朝日にとって致命傷になりかねないのが１３から１８番目の各項目であろう。
昨年夏の無断録音のテープ流出問題で、コンプライアンス云々と書いた朝日がよ
もや無断で録音はしていないと思うが、していようがしていまいが朝日の立
場は厳しいものになるだろう。していた場合は倫理を問われ、さらにテープの内
容を改めてＮＨＫ側に聞かれることになる。必ず記事と整合の合わない部分が出
てくるのは必至で、最低でも一部誤報までは持ち込める。なかなか的を射た質問ばかりで、メモもとらず２時間にわたる取材を正確に記事
に出来たのか、あたりの「ねちっこさ」もＮＨＫにしては上等だろう。朝日がど
う逃げるのか、非常に楽しみな展開となってきた。文末にて、言い訳や論点のす
り替えはするなと釘を刺されても、敢えて常套手段を見せて欲しいものだ。