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政治団体「日本未来の党」代表の阿部知子衆議院議員は１０日、国会内で記者会見し、
みどりの風に合流を打診したと発表した。阿部氏は参院選に向け「多くの有権者が勢
力を一つにまとめて、より力になれるよう望んでいると思う」と指摘。脱原発を掲げ
る政治団体「緑の党」にも合流を呼びかけ、３団体による新党結成を目指す意向を示
した。みどり側からの回答については「政策的にも完全にすりあわせたわけではない。
申し入れたという段階だ」と語った。

日本未来の党と言うものが小沢氏の生き残り策によって、無理矢理生み出された政党
だけに、衆院選で惨敗するとあっと言う間に空中分解してしまった。その残骸が政治
団体としての「日本未来の党」であるわけだが、結局はみどりの風にすがることにな
った。それもそうだろう、所属議員が一人しかいないのでは国会においては話になら
ない上、政党が出来た経緯を考えると消えるべくして消えるのである。阿部代表も社
民党を飛び出したのは良いが、行き先が無くなるとは思ってもいなかっただろう。