日本維新の会は4日、夏の参院選比例代表に元参院議員で元プロレスラーのアントニ
オ猪木氏を擁立する方針を決めた。猪木氏は5日、記者会見し、立候補を発表する。
猪木氏は1989年、スポーツ平和党から参院選に出馬し初当選。2期目を目指した
95年の参院選で落選した。

 

日本維新の会アントニオ猪木氏の擁立を決めたようだが、これが党勢回復のきっか
けになるかは疑問である。単なるタレント議員を国会に送り込んでも、結局のところ
国民のためにはならない。なぜ猪木氏を選んだのか、橋下共同代表にはきちんと説明
をして欲しいものだ。こう言った客寄せパンダ的な候補が本当に日本維新の会の政策
を理解しているとも思えず、足を引っ張る存在になりかねない。まるでこれまでの既
成政党と同じような手法に、がっかりするばかりである。