存亡の危機が続く社民党福島瑞穂党首が6日、福岡と大分両市で街頭演説した。
アベノミクスの弊害で食料品などは値上げのオンパレード。国土強靭化を進め、社
会保障費を削る安倍内閣のやり方はアベコベ政治じゃないですか」と得意のダジャレ
で政権批判をまくし立てたが、いずれも不発に終わり、立ち止まる聴衆はわずかだっ
た。「私は晴れ女なんです!」。午前11時、福岡市・天神の天神ツインビル前で街
宣車の上に立った福島氏はこう言って演説を始めたが、言葉と裏腹にこの直後から激
しい雷雨。それでも福島氏は20分間にわたり憲法改正に反対し、脱原発を訴えた。

 

すでに政党としては何の影響力も持っていない社民党。支持者は離れ続け、存続さえ
危うい状況である。それでも福島党首はいつもの調子で批判ばかり繰り返し、そして
現実的ではないことを主張する。支持が集まらないのも当然である。このような政党
は淘汰されてしかるべきだが、果たして今回の参院選では当選者を出すことが出来る
のだろうか。党首選をしようにも候補が少なく、なし崩し的に福島党首が務め続けて
いる。そろそろ刷新すべき時ではないか。そろそろ有権者は福島党首の顔を見るのも
飽きてきている。