みんなの党渡辺喜美代表は31日の記者会見で、同党から結いの党に移っ
参院議員6人について、引き続き会派離脱を認めない前提で「メンツがあ
るなら会派名を『みんなの党・結いの党』にしてもよい」と挑発した。ただ、
結いの江田憲司代表はあくまで離脱を求めており、小野次郎幹事長は31日
の記者会見で「趣旨がのみ込めない。離脱を早く認めてほしい」と渡辺氏の
提案を拒否した。

 

いつまで渡辺氏はこの騒動を引っ張るつもりなのだろうか。会派離脱が認め
られなければ、政党としての活動にも支障が出るであろうし、会派名を変え
るだけで解決する話でもなかろう。すでに、結いの党は政党として結成され
ている以上、さっさと「離婚」すべきである。今回の分裂騒動で求心力を低
下させた渡辺氏は、安倍政権にすり寄る構えのようだが、ますますみんなの
党は支持を失っていくのではなかろうか。