読売新聞社早稲田大学は、1月下旬から2月にかけて、政治意識に関する
全国世論調査を共同実施した。今後も政権交代があった方がよいと思う人は
65%に上り、「そうは思わない」の33%を大きく上回った。日本の政治
は2012年の衆院選と13年の参院選自民党が大勝し「一強多弱」の状
況が続いているが、政権交代が可能な状況を望む人が多いことを示している。

 

今回の調査では、支持政党別にみると、政権交代が今後もあった方がよいと
答えた人は、与党の自民、公明両党の支持層でも5割近くに上り、民主支持
層では9割を超えているようだ。我が国の国政は政権交代が起きない、その
ような時代が長きに渡ったこともあり、民主党による政権交代は熱狂的なム
ードが漂っていたわけだが、その内実が伴わない政権運営有権者は呆れ果
ててしまい、再度自公政権が誕生した。実力のある政党が野党にあるのなら、
与党に取って代わる存在に成長出来ることだろう。