民主党は21日の役員会で、トルコなどへの原発輸出を可能にする原子力
協定承認案に関する18日の参院本会議採決で、党方針に反して棄権した
増子輝彦副代表を役職停止とする方針を決めた。「体調不良」で欠席した
2人は処分を見送る。22日の常任幹事会で正式に決定する。

 

民主党は党として原子力協定に賛成と決定したわけだが、予想通り決定に
従わない議員が出てしまった。海江田氏は顔に泥を塗られた格好となり、
さすがに放っておくわけにはいかなかったのだろう。脱原発を旗印とする
菅氏は欠席でお茶を濁したのは解せないところだ。どうせなら、反対する
くらいの気構えは見せて欲しいものだ。敢えて民主党に留まる必要もない
であろうし、自由に振る舞うべきではなかろうか。