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結いの党の江田憲司代表は２３日、福岡市で開かれた「毎日・世論フォーラ
ム」で講演し、日本維新の会との合流について「第一ステップとして政策協
議をしており、どんなに遅くとも夏までに結いの党はなくしていかなければ
ならない」と述べ、今夏をめどに新党結成を目指す考えを示した。両党に集
団的自衛権を巡る見解で相違があることは「維新は積極派、結いは慎重派と
色分けされているが、具体的なケースでの対応に違いはない」と強調した。

江田氏はみんなの党を飛び出して、結いの党を結成したものの、小政党だけ
に存在感を発揮するためには、維新の会との合流に傾くのは必然であろう。
それだけに結いの党の名前を捨てても良いと考えているのだろう。だが、果
たして維新の会と合流することで、本当に存在感を発揮出来るのか。民主党
の細野氏も維新の会と新党結成に動いており、民主党が新党に加わるとなる
と、相対的に埋没することになるかもしれない。大同団結による新党がどれ
だけ与党の脅威になれるか、かなり怪しいと言わざるを得ない。