共産党志位和夫委員長は15日夜、東京都内で行った党創立92周年の
講演で、安倍政権による集団的自衛権行使容認の閣議決定について、「亡
国の政治だ。時の政権の一存で海外での武力行使が底なしに広がる。歴代
自民党政権の中でも戦後最悪の反動政権だ」と批判した。

 

万年野党と言う立場からか、与党のすることは全て反対する、それが共産
党の行動パターンである。志位氏は「安倍政権打倒の国民的大運動に合流
させよう」と強調したものの、残念ながらそのような運動は起こらないだ
ろう。共産党が主導する限り、他の野党は乗ってこない。共産党の限界は
そこにある。その辺にはとっくの昔に気が付いているはずだが、それでも
万年野党のぬるま湯につかっている方が楽なのだろう。