みんなの党は27日、都内のホテルで両院議員総会を開き、党の路線問題について議
論する。浅尾慶一郎代表ら執行部は、野党再編を視野に党運営を進める方針だが、渡
辺喜美前代表は与党との連携を重視する「与党再編」を主張。対立は深刻化しており、
議論が紛糾する可能性もある。執行部は両院総会に先立ち、党所属の地方議員らの意
見を聴取した。

 

みんなの党はまとまるどころか、分裂に向けて突き進んでいるようだ。渡辺氏と浅尾
氏の対立は激しさを増しており、すでに引っ込みがつかなくなっている。どちらかが
折れるわけでも無いため、みんなの党はこのまま瓦解することになるだろう。特に渡
辺氏は自分が作った政党、との自負があるため余計にそうさせるのかもしれない。他
党が飲み込もうと手ぐすねを引いて待っている。結局、自分たちにとって何の得にも
ならない争いと分かっていても意地の張り合いは続いている。