民主党が1日設置した国政選挙対策本部(本部長・海江田代表)は4日、本部長代行
を務める岡田克也代表代行が広島市入りし、次期衆院選に向けて本格的に始動した。
岡田氏と副本部長の玄葉光一郎前外相が手分けし、今月中にも77人の新人・元議員
ら候補予定者と各地で面会し、てこ入れを図る。

 

次期衆院選が近いと見てか、民主党が動き出したようだ。解散風は安倍政権が流した
ブラフなのか、その辺は定かではないものの、来春の統一地方選の後、夏には解散と
の見方が広まっている。だが、民主党が動き出したところで、極めて低い政党支持率
が改善される見込みもなく、民主党の看板で戦おうとする新人も集まらないだろう。
このてこ入れがどれだけの効果を発揮するか、そのような疑問を感じながらも民主党
は動かざるを得ない。これが風を失った政党の末路である。