公明党は21日、沖縄県知事選で、自主投票とすることを正式に決めた。現職の仲井
真弘多氏を推薦する自民党と対応が分かれ、2002年から続いてきた共闘が崩れた。
公明支持層の多くが他候補に流れるとみられ、亀裂が深まることを警戒する両党幹部
は知事選への言及を極力避け、対応に苦慮している。

 

公明党の斉藤幹事長は仲井真氏について「公明党県本部と見解を異にしており、推薦
や支持は困難」と説明し、さらに山口代表は「斉藤委員長の言った通りだ。これ以上、
知事選に影響を与える言動は避けたい」と半ば突き放している。これは無責任と言う
ものではないか。何のための党本部なのか、極めて残念である。仲井真氏を支えてき
たことを全て否定すると言うのだろうか。