公明党山口那津男代表は31日、茨城県日立市での党会合で、消費税再増税につい
て「最終的に安倍晋三首相が判断することだ。判断を誤らないようよく相談して進め
たい」と述べ、首相とともに経済状況を見極めたい考えを示した。同時に「円安が進
んで輸入品の値上がりが心配だ。経済対策を講じて前に進むのなら(増税)した方が
いい」と述べ、平成26年度補正予算案編成の必要性を主張した。

 

相変わらず主体的には動かないのが公明党と言うものである。自民党にくっついてく
るだけでは、いったい何のための連立なのだろうか。消費税の引き上げにしても、責
任を安倍首相の判断に任せるのではなく、公明党としての判断材料を提供すべきでは
ないか。むろん、軽減税率を主張する公明党のことだから、そちらに誘導するような
材料を用意するかもしれない。それでも、存在感を示すには十分である。公明党なら
ではの姿勢を示して欲しい。