内閣府は7日、「自衛隊・防衛問題」に関する世論調査の結果を発表した。自衛隊
ついて「良い印象を持っている」との答えが92・2%に上り、前回2012年調査
(91・7%)に続いて過去最高を更新した。安全保障環境の悪化による意識の高ま
りや、災害時の救助活動の評価などが背景にあるとみられる。

 

日本の平和と安全を巡る関心事では「中国の軍事力の近代化や海洋活動」(60・5
%)が最も多く、「朝鮮半島情勢」(52・7%)、「国際テロ組織の活動」(42
・6%)が続いている。隣国を見渡せば、中国、韓国、ロシアとは領土を巡る問題が
あり、特に中国は尖閣諸島への野心を隠そうともしない。それを牽制し続けているの
自衛隊であり海保である。ますます、その重要さを増してくることだろう。