安倍晋三首相は14日午前、国連防災世界会議に出席するため訪れた仙台市で、潘基
国連事務総長と会談した。首相は「国連創設70周年という節目の年に安全保障理
事会改革についても具体的成果を出すことが極めて重要だ」と表明。温暖化対策、テ
ロ対策、シリア情勢などをめぐっても協議し、今後も連携することを確認した。

 

イスラム国への対応について、果たして国連は何をしてきたのだろうか。有志連合が
空爆を繰り返しているものの、それは国連とは何の関係もないことである。我が国で
は未だに国連信仰は根強いが、何でも解決してくれる夢のような機関ではない。事務
総長に何を期待したら良いのか、さっぱり分からないが、事務総長が果たすべき役割
を今一度考えて欲しいものだ。