衆院本会議の欠席などを批判され、維新の党から除名処分された上西小百合衆院議員
は7日、「誤解を解くように努めたが、エモーショナルな感じでこういった処分にな
って残念だ」と述べ、処分に不満をにじませた。5日に公表した文書でも「処分の大
きな理由に挙げられている事例については若干事実が伝わっていない」と記していた。

 

維新の党は当然の如く「比例の議席を返上してほしい」と求められているが、上西氏
は「法律で議員を継続することが認められている」と語り、議員辞職は否定している。
小選挙区比例代表制の悪弊とも言うべき点だが、本人は悪びれる様子もない。これで
は橋下氏が激怒する理由も分かるだろう。無所属での活動がどれほど厳しいか、嫌で
も思い知ることではなかろうか。