大阪都構想の賛否を問う住民投票を17日に控え、対象となる大阪市内の有権者に世
論調査を装った不審な電話が相次いでいることが1日、関係者への取材で分かった。
「賛成なら投票に行かなくてもよい」という趣旨の電話で、大阪市選管にも同様の情
報が寄せられており、担当者は「そうした事実はなく、賛成でも反対でも投票を」と
注意を呼びかけている。

 

ここまで露骨な選挙妨害も今の時代、非常に珍しいと言わざるを得ない。橋下市長も
こうした情報を把握し、ツイッターで「大阪市民の皆さん! これは嘘ですよ」と呼
び掛けている。住民投票の調査では、反対票が賛成票を上回っているとされ、推進派
の橋下氏にとっては。ほとんど影響が無いとは言え、こうした選挙妨害にもいちいち
突っ込まざるを得ないのだろう。それだけ厳しい戦いを強いられていると言うことだ。