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維新の党の柿沢未途幹事長は１１日の記者会見で、同党が主導して国会提出した「同
一労働同一賃金推進法案」の修正で与党と合意し、成立の見通しが立ったことについ
て「一歩でも二歩でも成果を勝ち取り、改革を前進させようという『維新スピリット』
が表れた」と自画自賛した。

維新の党は橋下氏と言う大黒柱を失ったことで、独自色を出そうと模索しているので
あろうか。是々非々で与党とは対峙していくと言いながら、今回のように抜け駆けを
したことで、野党から浮く存在となっている。柿沢氏は「どうやったら少数の野党が
成果を挙げられるか、試行錯誤の中でここまでたどり着いた」と強調するものの、な
かなか理解されないだろう。