沖縄県議会は6月定例会最終日の13日、本会議で埋め立て事業に伴う県外の土砂や
石などの搬入を規制する条例を賛成多数で可決した。同県の米軍普天間飛行場の名護
辺野古への移設に向けた埋め立て工事阻止を掲げる翁長雄志知事を後押しするため、
社民、共産両党など県政与党5会派が提出していた。11月1日から施行される。

 

この条例は沖縄県が早期開業を要望する那覇空港の第2滑走路整備事業も規制対象と
なるわけだが、そこまでして辺野古への移設を阻止したいのなら、勝手にしたら良い。
それにしても、与党5会派が翁長氏を後押しする目的で成立させたとあるが、ますま
す翁長氏の行動は制限されていくことになる。国との対話どころではなく、もはや反
基地闘争に突入するのではないか、と思ってしまうほどだ。外堀を埋められているの
は、翁長氏の方ではなかろうか。