日本は役人天国と言われているが、中央省庁だけでなく地方の役所もかなりの無法
地帯ぶりのようだ。大阪市お手盛りが明らかになり、一般市民の怒りを買ったり
実に様々な特権に胡坐をかいて税金を貪ってきたわけだ。税金で作られ支給された
大阪市の制服が3,500円で古着として店頭に並んでいるには笑ったが・・・

 

行政改革を行うことは、まずはこういった悪弊を叩き潰すことから始めなくてはな
らない。労使の慣れ合いを断ち、様々なお手盛りを廃止したところで路頭に迷うほ
ど給与が落ちるわけでもなかろう。第一、税金で給与が賄われている以上、払われ
ない時は国が滅んだことを意味するのだから。

 

敗戦の際にも官僚組織は解体を免れ、戦後日本の復興に大きな力を発揮したことは
間違いないだろう。だが、年月が経てば多くの歪が生まれてくる。政党であっても
企業であってもこれは同様だ。全力で守るのは、決してあなた方の既得権益などで
はない。先人達を是非、見習って欲しいものだ。