3月と言えば卒業シーズンであり、新たな門出を祝う素晴らしいものでなくて
はならない。これに立ち塞がる不逞なる輩がいるのも、また事実である。かつ
ては「世話」になった教師に卒業式後にお礼参りする生徒がいたようだが、最
近は教師が生徒の門出を台無しにするのが罷り通っている。

 

教育委員会は、今春の卒業式で君が代斉唱時に起立しなかったとして、都立
高校教員ら約50人を懲戒処分する方針を決めた、と発表した。卒業式に日の
丸を正面に掲げる、君が代を斉唱することに「何故」か反発する教師がおり、
仕方なく、都教育委員会は厳格に実施するよう通達を出さざるをえなかった。
子供じみた話だが、罰則を設けなければ従わない公務員がいるのだ。

 

信念を持つのは誠に結構。信念を貫くのであれば公立校の教師を辞めればよい。
日の丸や君が代が侵略の象徴だ、などと偏った知識を生徒に叩き込む前にそれ
らの由来や意味をしっかり生徒に教え込んで欲しいものだ。毎日新聞が教師側
に立った報道をしているが、卒業式は教師が主役ではない。彼等が立とうが座
ろうが、生徒が主役なのをお忘れなきよう。

 

人権の名の下に、国旗・国歌を否定する偏向教師は自分達の理想の学校を建設
してはどうだ。まぁ公立校と違って誰も入学してこないとは思うが・・・