民主党の存在をすっかり忘れていたが、岡田代表が一連の反日デモに便乗する
形で小泉首相の批判をしていたと思えば、王毅駐日中国大使に謝罪を求めたり
と、これでは自称「政権準備政党」を名乗るのもおこがましいのではないか。
まったくもって「浮き世」離れした民主党の対応には思わず失笑をしてしまう
ばかりである。

 

歴史認識靖国参拝を持ち出して、小泉批判をしていたことは中国の反日デモ
の尻馬に乗った「最悪」の行動である。民主党とは何処の国の政党なのか、日
本大使館や日本料理店などがデモの名を借りた暴動によって損害を被ったのを
見ていなかったとは言わさない。平和的なデモであれば、どの国でも起こり、
我が国でも別段珍しいことではないが、そこに暴力・破壊が伴えば警察が動き
デモを中止させてしかるべきなのだ。

 

24日には宮城・福岡にて、いずれも民主党議員が辞職したことによる補選が
行われるが、両方とも議席を落とすようでは、民主党はますます存在感を失う
ことになるだろう。本当に「政権準備政党」を名乗るのであれば、まずは代表
自らが「ブレ」のない発言を心がけて欲しいものだ。