自民党武部勤公明党冬柴鉄三両幹事長は22日午後、北京の人民大会堂
で中国の胡錦濤国家主席と会談した。胡主席歴史認識問題に関し「目にした
くない動きが日本にある」と指摘。具体的に(1)日本の指導者層の靖国神社
参拝(2)台湾問題への対応(3)歴史教科書問題−−の3点を挙げ、小泉純
一郎首相の靖国参拝中止などを再度要求した。

 

わざわざ報じることもないような内容である。壊れたレコードのようにひたす
らリピートを繰り返す中国側の要求は、日本側も毎度のことだと耳に入れる必
要はない。胡主席は、「中日関係は大きなビルの建設。レンガを一つ一つ積み
上げないとできないが、そのビルは一瞬で壊すことが可能だ。一部に関係発展
を望まない人がいるのは憂慮すべきだ」とも述べ、日本側の対応を批判してい
るが、それは中国側も同様ではないかと勘繰りたくもなる。

 

一連の反日デモが我が国の常任理事国入り阻止を目的とした官製デモであるこ
とは明らかであり、歴史認識など口実に過ぎない。さらには太平洋への進出を
目論む覇権主義は我が国にとって脅威である。愛国教育という名の反日教育
子供達に叩き込み、中国共産党の正統性を砂上の楼閣に打ち立てる。こんな国
にああだこうだと言われる筋合いは無い、まずは自分の襟を正してからモノを
言うべきだ。