環境省の提唱で始まった「クールビズ」であるが、電車の中や街中を見ても確
かに、それっぽい格好をした中年のサラリーマンの姿が目に付く。意外と受け
容れられているようで、官主導としては成功した部類に入るのではないか。俺
の会社は特に服装の規定は無いので、もともとクールビズを通り越して普段着
の人も居れば、スーツで毎日来る人も居る。何より、空調の具合が悪いのでオ
フィスが極端に冷え込むことがないのは有難い(苦笑)

 

今日のフジサンケイビジネスアイに、「クールビズ賛同企業27社の株価良好」
という記事が載っていた。大和総研のリポートで、環境省への賛意を示し「クー
ルビズ賛同企業」となっている株式上場企業27社(6月22日時点での数)の
株価が高い水準を示していると言う。良いものを取り入れようとする革新的な意
識が根底にあるために評価された、とも分析されている。一様にクールビズだか
ら、とも言い難い内容だがなかなか興味深いことではないか。
【全国のクールビズ賛同団体】

 

クールビズが一過性のものであっては、何ら意味をなさないわけで今後とも続け
ていくことが何より意味のあることである。少なくとも言い出しっぺの環境省
夏が来るたびに、キャンペーンを張ってメディアの目を引き宣伝をさせねばなら
ない。要は官僚お得意の前例踏襲型でも構わないので、とにかくやり続けること
クールビズ定着への第一歩である。