公明党神崎武法代表は11日午前、福岡市内で開かれた同党福岡総支部の会
合であいさつし「アジア諸国との関係修復が次の内閣の大事な責務だ。次期首
相は靖国神社へ参拝すべきでない」と述べ、小泉純一郎首相の後継に靖国参拝
自粛を求める考えを示した。同時に「歴代首相はかつての戦争を侵略行為とし
て深く反省する談話を出している。A級戦犯を合祀(ごうし)している靖国
社に1国の首相が行くのは内閣の方針と矛盾した行為だ」と指摘した。

 

政府は国内法的には戦犯は存在しないとの立場を明確にしており、内閣の方針
とは何ら矛盾はしていない。アジア諸国との関係と神崎代表は言うが、なぜは
っきりと中韓と言えないのだろうか。アジア諸国との関係は良好であり、靖国
神社の参拝に対して注文をつけてくるのは中韓だけだ。神崎代表も事あるごと
に、小泉首相靖国神社の参拝を批判するが、それは公明党の立場と言うもの
がそうさせるのだろう。背後に仏教団体の創価学会を控える政党だとしても中
韓が言っているからと批判するのはあまり感心しないことだ。