独島問題で韓日関係がギクシャクする中、韓国の国民たちは「北朝鮮」と「日
本」が韓国の安全保障を最も脅かす国であると考えていることが分かった。C
BSラジオ「時事ジョッキー今日と明日」が26日、世論調査機関リアルメー
ターに依頼し、全国の成人男女526人を対象に「韓国の安全保障を脅かす国」
に関するアンケート調査を行った結果、30.8%が「北朝鮮」、29.5%
が「日本」と答えた。次いでは米国(15.5%)、中国(11.4%)、ロ
シア(0.8%)の順だった。最近の独島問題と関連した「韓日首脳会談の必
要性」については、63.3%が「首脳会談でより具体的ではっきりした立場
を日本の首相に伝達すべき」と答えたものの、24.1%は「立場の差があま
りにも歴然としているため首脳会談を行う必要はない」とした。

 

朝鮮日報の記事だが、感情的な理由がモロにアンケート調査に反映されている
と言わざるを得ない。張子の虎とは言え、大部隊を38度線に展開しいつでも
大砲がソウルを火の海に出来る状態にある北朝鮮と、満足な攻撃兵器を持たな
い我が国の自衛隊とどちらが安全保障上の脅威なのだろうか。ほぼ僅差である
が、526人程度の調査であるし信頼性は乏しいが韓国にとって、過去何度も
戦ってきた我が国に脅威を憶えるのは、屈辱の裏返しであろう。中国と言う大
国の武力的な脅威を常に受け続けその実質的な支配を受けてきた上に、さらに
我が国と合邦するなど民族としては恥辱の歴史であったかもしれない。だが、
現実的には我が国が韓国に対して武力侵攻をするなど有り得ないし、したとこ
ろで得る物より失う物の方が遥かに大きい。だが、竹島に関しては武力的と言
うよりも、ある意味「実力」で奪い返すことはあるかもしれないが、ね。