小泉首相靖国神社参拝を巡り、日韓の戦没者遺族ら278人が「政教分
離を定めた憲法に違反し、精神的苦痛を受けた」として、国と小泉首相
靖国神社を相手に1人1万円の慰謝料などを求めた訴訟の上告審判決が2
3日、最高裁第2小法廷であった。今井功裁判長は、「参拝によって、損
害賠償の対象となる法的利益が侵害されたとは言えない」と述べ、原告の
請求を退けた2審・大阪高裁判決を支持、原告側の上告を棄却した。原告
側の敗訴が確定した。首相の靖国参拝を巡る訴訟では初の最高裁判決。参
拝が政教分離に違反するかどうかの憲法判断はせず、参拝が公的か私的か
についても触れなかった。

 

政教分離に違反するかしないかを求めるためだけに、このような裁判が全
国各地で起こされていることに非常な嫌悪感を憶える。第一、小泉首相
参拝することと精神的苦痛の因果関係など立証出来ないだろう。このよう
な裁判を起こす相手にこそ精神的苦痛を憶えると言いたくもなる。判決を
聞いた小泉首相も「戦没者に敬意と哀悼の念をもって参拝することが憲法
違反だとは思っていなかったので、判決は妥当なものだと思う」と語って
おり、このような裁判に付き合わされるのもいい加減迷惑なことだろう。
靖国神社は一宗教法人とは言え、その特殊性は誰もが認めるところだ。戦
没者を祀る、慰霊の場としてひっそりと存在していれば良いのだ。

 

それを一部メディアが焚きつけて中韓がそれに乗っかり、批判をくわえる
と言った連携が繰り広げられ、英霊達の安眠は妨げられ続けてきた。小泉
首相は今年こそは8月15日に参拝するとされているが、するしないにせ
よメディアは大人しくしていて欲しいものだ。騒ぎ立てたところで喜ぶの
中韓くらいのものであろう。それをわかっていてやっているのであれば
とてもではないがついていけない・・・