韓国紙、ソウル新聞は31日、米政府が北朝鮮旅行を扱う米国内の旅行会
社に、北朝鮮への旅行を禁じる方針を伝えていたと報じた。同紙はミサイ
ル発射に対する具体的な制裁措置の第1弾としている。同紙によると、米
国内で北朝鮮旅行を独占的に扱うシカゴの「アジアパシフィック・トラベ
ル社」の社長が、29日に米政府高官から旅行禁止方針の「確認」を伝え
られたと明らかにした。近日中に政府当局者と会い、禁止措置がいつから
始まるのか尋ねる予定という。同社は昨年12月に米国の旅行会社として
初めて北朝鮮の朝鮮国際旅行社から公式の旅行代行業者として認定された。

 

北朝鮮に行こうとする米国人がいるのかとも思ってしまうが、旅行禁止は
米国に対して明確な意図をもってミサイルの開発を続ける北朝鮮とは、す
でに関係そのものが断絶の状態であって、その措置は正しいだろう。金融
制裁に続き、旅行を禁止した上で締め付けを強めていくことで、北朝鮮
意図を挫く。中国が北朝鮮のコントロールを出来ずに右往左往する中で、
着々と我が国も北朝鮮に対して出来ることはやっていく必要があるだろう。
完全に北朝鮮寄りの政権と化した盧武鉉政権は放置しておき、日米の連携
ではっきりとした意思表示をすることが必要だ。