韓国科学技術省傘下の財団が発行する冊子に、韓国が主張する「東海」で
はなく「日本海」と表記した日本語版地図が掲載されたことが分かり、財
団が慌ててすべてを回収、廃棄したと有力紙・中央日報が報じた。「ひん
しゅくを買った」のは、韓国科学文化財団発行の「月刊科学文化」7月号。
財団理事長と国防相が寄せたメッセージの背景に「日本海」と表記した地
図が使われていた。同紙によると、財団関係者は「7月号からデザインを
外注したが、チェックを怠った」と釈明。さらに「韓国内の企画会社のデ
ザイナーの間で日本語版地図が出回っており、同様のケースが再発する余
地がある」として、8月号から外注しないことにしたという。

 

何のメリットがあって、世界に定着し、歴史的に見ても動かしようの無い
日本海の呼称を東海にしようとするのか。もともと理解に苦しむ韓国側の
主張であったが、我が国の外務省が米国の議会図書館所蔵の14〜19世
紀の地図における、日本海海域の呼称について調査し、東海が記載されて
いるのは0.1%であったとのデータを示し、対する日本海の呼称は70
%と言う圧倒的な事実を突きつけた。むろん韓国内で日本海を東海と記載
しようが、韓国内でしか通用しない地図なのであるから、勝手にすれば良
い。彼等の言い分である植民地支配の際に、日本海と言う呼称が定着した
と言うのも全く根拠の無いことであって、そのような主張をすればするほ
ど恥をかくのは彼等であろう。

 

要は反日活動の一環として東海の表記を訴え続けているのだろうが、根拠
として出してくる韓国側の資料や主張を我が国が論破し、それに対する再
反論も出来ずに、結局のところうやむやにして終わることを期待したいと
ころだが、感情に任せた反日活動であるだけにタチが悪い。主張するのは
勝手としても、それに同調する国家は北朝鮮くらいのものではないか。中
国やロシアも日本海を表記しており、朝鮮半島のみが東海や朝鮮海と主張
していることを今一度考えて欲しいものだ。