世界ボクシング協会ライトフライ級王者、亀田興毅が10日、東京都内の
協栄ジムで記者会見し、18日に予定していた初防衛戦を延期する原因に
なった左まぶたの傷の状況について、初めて自ら説明した。亀田は先月2
9日のスパーリング中に負傷。8針縫ったという傷は左まぶたの目じり付
近に1センチほどで、すでに抜糸している。亀田は「どのパンチで切れた
のか分からない。かなり出血し、血が口に入った時は鼻血かと思った」と
説明。延期については、父史郎トレーナーから「将来があるんだから延期
しよう」と言われ、従ったという。

 

色々と物議を醸す亀田選手であるが、すでに最大のスポンサー役であった
TBSが腰が引け気味との報道もあり、果たして先の世界戦のような盛り
上がりを見せることが出来るか、これからが亀田選手の真の意味での王者
としての戦いとなるであろう。弟の大毅選手の試合後に一部の観客から「
物言い」がついたことで、ファン同士での乱闘となり父の史郎氏までもが
これに加わろうとしたところをスポーツ紙が取り上げていた。亀田兄弟が
利用し利用されてきたメディアがアンチに回れば、あっと言う間にその商
品価値が低下するのは言うまでも無い。それを防ぐには疑惑の判定などと
言われないための試合を見せる、それしかあるまい。