「KONAMI CUP アジアシリーズ2006」最終日、北海道日本
ハムVS LA NEWによる決勝戦が12日、東京ドームで行われ、北
海道日本ハムが1−0の接戦を制し、アジアチャンピオンに輝いた。予選
リーグから負けなしの4連勝で、昨年の日本代表・千葉ロッテに続き2年
連続で日本勢がチャンピオンフラッグを手にした。試合は日本ハム・ダル
ビッシュ、LA NEWシュ・ウェンションの両投手による息詰まる投手
戦となった。

 

日本シリーズで4連勝した勢いもあったのだろう、日本ハムがアジアシリ
ーズも制しアジア王者となった。打線の主軸セギノールがパスポートの更
新にトラブったため休場、ムードメーカーでありチームを象徴していた新
庄が引退し、打線は思うように点はとれなかったが投手陣が相手打線を押
さえ込み勝利を勝ち取った。一時は消滅かとさえ言われたパ・リーグであ
るが、昨年のロッテに続き今までさほど脚光を浴びることの無かった日本
ハムが大活躍したのは良い傾向であろう。一流選手が大リーグへと向かう
のは止めようは無いにしても、我が国のプロ野球も捨てたものではないと
きちんと示せればそれで無いのではなかろうか。