食品の安全性に対する信頼が揺らいでいる中国で、レストランの紙ナプキ
ン、つまようじなどに潜む様々な病原菌が健康を脅かしていることが分か
った。中国の有力紙「南方週末」によると、規定では、紙ナプキンにはい
かなる回収紙も使ってはならないが、実際には、低品質のナプキンに回収
したゴミを漂白したものが流用されていた。

 

食品だけ無くテーブルに置いてあるものですら、汚染されているとあって
は中国では迂闊にレストランにも入れないと言うことになりかねない。国
民性なのかはさておき、ゴミを流用して紙ナプキンとするなど先進国では
有り得ない話であり、発覚した際のデメリットを考えればわかることだ。
利潤を追求するあまりゴミすら流用する、それは結局は中国=汚染された
国であると言っているようなものである。

 

製紙工場に10年勤めた男性の話では「原料の中には、使用済みの生理用
ナプキンや病院が廃棄したガーゼもある」。何とも恐ろしい話ではないか。
さらには漂白剤すら使わず、ゴミを着色してごまかしただけのものがあり、
大腸菌結核菌、肝炎ウイルスなどが検出されたナプキンもあったようだ。
全部が全部、このような行為が行われていたわけではなかろうが、恥ずか
しい限りだ。中国共産党はどう弁解するのだろうか。