世界ボクシング評議会フライ級タイトルマッチで反則を繰り返し、日本ボ
クシングコミッションから処分を受けた亀田大毅が18日午前、対戦相手
内藤大助に対し謝罪を行ったことが分かった。内藤サイドから連絡を受
けたJBC、協栄ジム金平桂一郎会長らが明かした。亀田大は東京都内
にある内藤の自宅を訪れ謝罪。父の史郎氏は同行せず、電話で内藤に謝罪
したという。内藤はJBCを通じ、「突然、自宅まで来られてびっくりし
ましたが、大毅選手から直接、謝罪を受けて誠意が伝わりました。素質の
ある選手なので、これからも頑張ってほしい」とのコメントを発表した。

 

JBCよりライセンス停止一年間と言う厳しい処分を受けた亀田大毅選手。
処分をするかしないか当初ははっきりとしていなかったJBCも、テレビ
中継を見た人々から猛烈な批難を浴び、処分をしたとも言えるだろう。亀
田一家なる一種のキャラクターを作り上げたのは、TBSを始めとしたメ
ディアであり、ボクシング人気低迷の中でJBCが亀田人気にすがったの
も事実であろう。視聴率至上主義のテレビ局は煽るだけ煽って、亀田一家
が厳しい批判を浴びると手のひらを返したかのように、叩きまくる。恥ず
かしくないのだろうか、いい加減自分達のしてきたことを振り返るべきだ。