高速道路一部での休日1000円上限の乗り放題制度が始まるのにあわせ、
国土交通省所管の財団法人、高速道路交流推進財団は6日、自動料金シス
テム機器の購入費用を今月12日から31日までに助成すると発表した。
助成額は四輪車が5250円、二輪車は1万5750円。四輪車の車載器
は1万円から2万円のものが中心で、場合によっては半額程度が助成され
ることになる。期間中に財団が指定する助成取扱店で新規に車載器を購入
し、アンケートなどに答えると、その場で購入代金が割り引かれる。

 

経済対策の一環として実施される一部の高速道路での休日1000円乗り
放題。割引はETC搭載が前提となるわけだが、購入に際して助成金が出
るとなると、搭載の検討するユーザーも出てくるであろう。ただ、ETC
が導入されてから、それなりの期間が経ち多くの自動車がETCを搭載し
ているのは間違いなく、利用率が8割を超える高速道路もある。と言うこ
とは、大多数のユーザーが恩恵に与れるわけで、ガソリン価格の低下と合
わせて、それ相応の効果は見込めるだろう。トラックは適用外などと不満
はあるだろうが、何もしないよりははるかにマシである。