野球の国・地域別対抗戦、第2回ワールド・ベースボール・クラシック
7日、東京ドームでの1次ラウンドA組の日本─韓国戦を行い、日本が韓
国に14―2で7回コールド勝ちを収めた。第1回大会優勝の日本は中国
戦に続く2連勝で2次ラウンド進出1番乗りを決めた。日本は、これまで
不振だったイチロー外野手が3安打の活躍。村田内野手や城島捕手が本塁
打を放つなど、打線が爆発した。投手陣は松坂投手が4回2失点の好投を
見せるなど、北京五輪金メダルの韓国を攻守にわたって圧倒した。

 

大方の予想に反して我が国が韓国にコールド勝ちすると言う大勝を収めた
WBC東京ラウンドの日韓戦。北京五輪では煮え湯を飲まされた相手だけ
に、今回も苦戦は必至と思われていたが、1回以降は追加点を与えること
なく、打線は二桁安打を記録し、投打共に韓国を圧倒した。これまで不振
が続いていたイチローも持ち味を見せ、それに対して原監督は試合後、「
イチローには大きなストレスがあったと思う。しかし、今夜の彼のバッテ
ィングはチームの雰囲気を作った」と評価した。おそらくルール上は再度
韓国と東京ドームで戦うことになるであろうが、それにも勝って気持ちよ
く米国に渡りたいものである。