野球の国・地域別対抗戦、第2回ワールド・ベースボール・クラシック
次ラウンドA組の1位決定戦が9日行われ、日本は韓国に0−1で敗れた。
日本はA組の2位となり、米・サンディエゴで16日に行われる2次ラウ
ンドで、B組1位のチームと対戦する。韓国は四回、金泰均のタイムリ
で、1点を先制した。日本の先発・岩隈は六回1死で、投球数制限のため
降板。その後、杉内、馬原と継投し、八回からはダルビッシュを投入して
後続を断ったが、打線がつながらなかった。

 

7回コールド勝ちした前回とは異なり、一転して投手戦となった展開には
日韓の実力に大差は無いことを証明した。4回に奪われた1点がそのまま
決勝点となり、我が国は韓国に敗れて2位通過となり、キューバ、もしく
はオーストラリアを相手に戦うこととなる。キューバにせよ、オーストラ
リアもこれまで五輪では苦戦を強いられた相手であり、また米国での試合
と言うことで、日本人ファンの応援に期待することは出来ない。これから
が本当の戦いである。ホームである東京を離れて、次は米国のサンディエ
ゴ。侍たちが強国を切り伏せられるか、期待したい。