WBC準決勝で、侍ジャパンは米国に9−4で勝利。23日の決勝で、2
大会連続優勝をかけて、宿敵・韓国と対戦する。先発の松坂が、1回に先
頭打者本塁打を浴びたが、打線が奮起。4回に今大会初先発の9番川崎宗
内野手の右前適時打など5安打を集中し5点をとって逆転。前回大会で
敗れた野球発祥の国、米国を下し、真の世界一を目指す。朝から降り続い
た雨が上がり、左翼から右翼に強い風が吹き抜けるドジャースタジアム
日本が歴史的な勝利をあげた。ベンチ入りメンバー全員がメジャーリーガ
ーの野球の母国、米国を打ち破った。

 

ついに米国も打ち破った侍ジャパン。メジャーリーガーで構成された米国
であったが、同じくメジャーリーガーである松坂投手が5回までを2点で
乗り切り、杉内→田中→馬原→ダルビッシュのリレーで米国をねじふせた。
野球発祥の国である米国を倒したことで、我が国にとって計り知れない経
験値をもたらした。日本プロ野球界が決してメジャーリーグに劣るもので
はないと言う自信を得て、決勝において5度韓国と戦うことになる。もは
や勝つか負けるか、それだけである。絶対に負けられない戦いとは今日こ
の日であろう。