民主党小沢一郎幹事長は19日午後、党本部で李相得韓日議連会長、権
哲賢駐日韓国大使と会談した。小沢氏はこの中で、永住外国人への地方参
政権付与について「何とかしなければいけない。次期通常国会にも目鼻を
付けたい」と述べ、早ければ来年の通常国会に関連法案を提出し、成立を
図ることに意欲を示した。小沢氏は日韓関係について「形式的なものでは
なく、本当の信頼関係をつくることに力を尽くしたい。両国間の基本的な
問題も必ず解決できる」と強調。これに対し、李会長は、未来志向で両国
関係の発展を目指すとの李明博韓国大統領の考えを伝えた。 

 

民主党内でも反対論が強い永住外国人への地方参政権付与。それでも、小
沢幹事長は通常国会で法案を提出し、成立させたいと韓国側に意気込みを
語るのは何故なのだろうか。党内の異論など押さえ込めば、どうとでもな
ると考えているのなら、それは驕りというものだ。確かに民主党は結党時
の基本政策として地方参政権付与の早期実現を掲げたものの、先の衆院選
マニフェストには反対論が根強い党内事情からも記載されなかった。そ
れにも関わらず、来年の通常国会で成立させようとはおかしな話だ。国民
にとって何らメリットのない法案を急ぐ、いったい何処の国の政党なのか
と問い質したくもなる。永住外国人の大半を占めるのは、在日韓国人と在
朝鮮人であり、何らかの意図があるのではと勘繰りたくもなる。この手
の法案こそ民意を反映させるべきことであろう。はっきり言おう、在日の
ための法案なら絶対に反対である。