野田佳彦首相の資金管理団体が、在日本大韓民国民団関係者ら在日韓国人2人から計約
30万円の政治献金を受け取っていたことが分かった。献金者本人が取材に外国籍であ
ることを認めた。外国人献金野田首相にも発覚したことで新政権への影響は必至だ。
政治資金収支報告によると、献金を受けていたのは、野田首相資金管理団体「未来ク
ラブ」。献金をしていたのは船橋市と同県松戸市に住む在日韓国人で、いずれも会社役
員の男性。ともに「通名」である日本名での現金支出となっていた。船橋市の男性は平
成13〜15年にかけ、計15万8千円を献金。男性は当時から現在まで民団地元支部
で役員を務めている。

 

民主党は調査すればするほど外国人からの献金が出てくるように思える。確かに通名
使って献金をされれば分からないと言ってしまうのは簡単である。だが、今回の男性は
「街頭演説をやっていて、よく頑張っていると感じて応援するようになった。選挙のと
きには、選挙事務所の立ち上げにも行ってお会いするようになった」と野田首相との面
識を認めており、ここで焦点となるのは野田首相が男性を在日韓国人と知っていたか、
いなかったではないか。外国人からの献金が法律で禁じられているのは、政治家が献金
を受け取ったことにより、他の国に有利な政策立案を誘導されかねないからだ。現実問
題として、在日韓国人地方参政権の付与を目指して活動しており、民主党もまた、永
住外国人への地方参政権付与に積極的である。今のところは法案が提出される動きは無
いとは言え、注視しなければならないことだろう。