平野達男防災担当相は1日の衆院予算委員会で、東日本大震災関連の政府の会議の議
事録未作成問題に関連し、自社さ政権時代の平成7年の阪神大震災以降の非常災害対
策本部の会議でも議事録がつくられていなかったことを明らかにした。平野氏は、「
内閣府の防災担当部局が阪神大震災以降の議事録や議事概要の状況を調べたが、作成
されていない」と述べた。自民党斎藤健氏への答弁。

 

自社さ政権時代に作られていなかったのが分かったから、それでいったい何が言いた
いのだろう。民主党政権が誕生する前に成立した公文書管理法では、政策が決まる過
程を確かめられるよう会議の文書作成を義務付けている。施行は東日本大震災の発生
後の2011年4月だが、それ以降に議事録を作成すべき会議はいくらでもあっただ
ろう。こう言った他党がやっていなかったので、自分たちも許されるような子供じみ
た言い訳はすべきではない。どうも民主党は反省という言葉を知らないようだ。