次期衆院選に向け、小選挙区(定数300)と比例代表(同180)を合わせて93
1人が立候補を準備していることが3日分かった。政権の座を争う民主、自民両党は
ともに9割弱の小選挙区で候補を固めた。一方、橋下徹大阪市長が代表を務める地域
政党「大阪維新の会」が、国政進出への動きを本格化させる方針。選挙戦全体の構図
やその後の政権の枠組みも絡んで、動向に注目が集まっている。

 

次期衆院選が近いと見て各政党共に選挙の準備を始めている。思惑通りに事が進むか
民主党政権の場当たり的な対応を見ていれば、微妙なところではないか。民主党
次期衆院選には現職288人、新人5人の計293人、自民党は現職117人、元職
73人、新人79人の計269人が出馬を予定しているようだ。自民党は空白区を埋
める調整をしているため、最終的には民主党と並ぶ人数を擁立するだろう。しかし、
今選挙をしても敗北な必至な民主党にとって、任期満了までズルズルと解散を先送り
するのではなかろうか。その間に大阪維新の会と言う第三極がどこまで成長するか、
それ次第で自民党もすんなりと政権奪還とはいかないだろう。