みんなの党江田憲司幹事長は6日の記者会見で、日本維新の会幹事長の松井一郎
阪府知事が次期衆院選の全都道府県の1区で候補者を擁立する方針を示したことにつ
いて「その時々の状況で発言しているだけで、(維新側の)こういう発言には慣れて
いる。いちいち反応することはない」と不快感を示した。みんなの党は既に次期衆院
選の全国11都県の1区で候補者の擁立を決めており、維新側が1区に候補を立てた
場合、候補者同士の競合は必至。

 

日本維新の会が全都道府県の1区で候補者を擁立することで、みんなの党にとっては
対決する以外に選択肢はないのではないか。もともと橋下氏にとっては、みんなの党
が解党して維新の会に合流することを前提としていたため、今のままでは協議をして
も平行線どころか、離れていくだけであろう。維新の会に注目が集まる中で、第三極
の元祖を自任するみんなの党がどのような決断をするのだろうか。さらには石原新党
と言う大物も登場し、ますます第三極の中で埋没していく。第三極連合と石原氏は言
うものの、それこそ野合と言うものではなかろうか。