石原慎太郎東京都知事は13日夕、東京都内のホテルで記者会見し、新党「太陽の
党」の結成を発表した。新党はたちあがれ日本が母体で、同日、総務相に名称変更を
届け出た。太陽の党は石原氏と、たちあがれ代表だった平沼赳夫氏の2人が共同代表
を務める。石原氏は会見で「太陽の党はワンステップに過ぎない。次期衆院選前には
大同団結をする」と語り、同党を足がかりに第三極の結集を目指す考えを示した。

 

いよいよ始動した石原新党あらため太陽の党。石原氏は「この太陽の党は、ほんの一
過程にしかすぎません。必ず、選挙の前に、大同団結します。必ずします」と力強く
語ったように、第三極の結集を目指すのは明らかであろう。たちあがれ日本所属の議
員がそのまま移行したため、現在の所属議員は5人に過ぎないが、おそらく他の政党
からの移籍も十分に有り得るだろう。しかし、次期衆院選が近付く中でどれだけ候補
を立てられるか。新党としてどれだけの人材を集められるかにかかっている。