日本維新の会は16日、夏の参院選の候補者の公募を始めた。3月30日に大阪市
開く党大会で、合格者を発表する。同党はみんなの党と連携し、47都道府県の全選
挙区に候補者を擁立する方針だ。松井幹事長は16日、大阪市内で記者団に対し、改
選定数が1〜3の選挙区でみんなの党と候補者の一本化を目指す考えを示した。東京
、大阪、神奈川の各選挙区については、「切磋琢磨もありだ」とし、みんなの党との
競合がありうるとした。松井氏は、民主党との連携について「価値観が合わないので
無理だ」と重ねて否定した。

 

日本維新の会にとってみんなの党は組める相手だろうが、民主党と組むと言う選択肢
は有り得ないだろう。旧太陽の党の議員に象徴される、保守系の政治家が際立ってお
り、日教組出身の輿石氏にとって相容れぬ存在である。民主党が維新の会と組むには
こう言った左派の勢力を切り捨てる以外になく、そうなれば分裂どころでは済まない
状態に陥るだろう。ゆえに絶対に組めない相手なのだ。自民党の圧勝を阻止したいと
の理由で、日本維新の会みんなの党選挙協力をしても、民主党が不甲斐ないだけ
に結局は自民党を勝たせてしまう。そんなシナリオが見えてきた。