在日本朝鮮人総連合会中央本部の土地建物の強制競売手続きで、45億1900万円
で落札した宗教法人「最福寺」が、最終的に購入を断念したことが9日、分かった。
同寺関係者が明らかにした。今後、東京地裁で再入札の手続きが進められる。代金の
納付期限は10日で、最福寺の池口恵観法主は8日の取材に「資金調達の可能性は1
%あるかどうか。きょう明日中にも決定する」と述べ、資金調達が難航していること
を明らかにしていた。

 

朝鮮総連中央本部を落札しておきながら、購入を断念した最福寺。いったい何のため
に購入しようとしたのか、色々な観測が流れたが、結局は購入断念に追い込まれたこ
とで、いよいよ朝鮮総連の退去は現実のものとなってきた。池口法主朝鮮労働党
部からは「大使館を失うことは、宣戦布告を意味する」とクギを刺された、と語った
ようだが、大使館である中央本部を失う事態を招いたのは、どこの誰のせいか。極め
て無責任な発言であるし、遺憾である。宣戦布告であると言うのなら、それはそれで
結構だ。そう受け止めてもらっても構わない。