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自民党の高村正彦副総裁は２３日午前、参院選公約をめぐり、党本部と都道府県連の
意見が対立していることについて「党本部と地方がバラバラでは、民主党と同じじゃ
ないかと言われる。間違ってもそうならないようにしっかり政調幹部は調整をしてほ
しい」と述べた。党本部で記者団に語った。

民主党と言う存在はもはや、反面教師としてしか役に立たないのではないか。大風呂
敷を広げて、そのほとんどを実現出来なかったために、公約違反と叩きまくられて、
衆院選で惨敗を喫した民主党。むろん、政権公約だけが問題になったわけではなく、
所属する議員の資質が問われたのも事実である。閣僚がバラバラの発言を繰り返して、
国民の信を失い、そして政権を失った。同じ轍を踏むまいと自民党が意気込むのは良
いが、空回りとならないことを祈るばかりだ。