みどりの風谷岡郁子代表は13日、国会内で記者会見し、7月の参院選で掲げる
公約を発表した。脱原発と環太平洋連携協定参加反対が柱。安倍政権の経済政策
アベノミクス」の対案として、消費税率引き上げの凍結と富裕層の所得増税を訴
え、30代以下の年収を5年後に60万円増加させることも盛り込んだ。

 

小政党はなぜこうも似通った公約しか打ち出せないのだろうか。これでは社民党
共産党と大して変わらない。大言壮語を吐けとは言わないが、ここまでコンパクト
に公約を掲げられても誰も見向きもしないだろう。みどりの風には国民新党を追い
出された亀井静香氏もいるはずだが、すっかり影が薄くなってしまった。小政党は
勢力を維持するだけがやっとで、儚く消えていく定めなのだろうか。