参院選を占う東京都議選は23日、投開票される。前回選で大敗した自民党民主党
から第一党を奪還し、公明党過半数を確保できるかが焦点。第三極の日本維新の会
みんなの党が都議会に足がかりを築けるかどうかも注目される。投票は午前7時か
ら一部地域を除き午後8時まで。深夜から翌未明に大勢が判明する見通し。安倍政権
の経済政策「アベノミクス」への評価が争点化しており、選挙結果は各党の参院選
略にも影響を与えることになりそうだ。

 

今回の立候補者は民主44(現有議席43)、自民59(39)、公明23(23)、
共産党42(8)、維新34(3)、地域政党生活者ネットワーク5(2)、みん
な20(1)、生活の党3(0)、社民党1(0)、みどりの風1(0)、諸派4(
0)、無所属17(6)となっている。自民党公明党過半数を獲得する見通しの
ようだが、安倍首相にとっても4年前の惨敗のリベンジを果たせるのではないか。参
院選の前哨戦として各党の今後の戦略にも影響してくるだろう。