社民党は27日、参院選敗北の責任を取り辞任した福島瑞穂前党首の後任を決める党
首選を、10月に実施する方針を固めた。又市征治党首代行が今月29日の常任幹事
会で提案し、決定する見通し。

 

国会議員が5人しかいない社民党が党首選を実施する、これほどおかしな話はない。
又市氏がそのまま党首に就任すれば良かったものの、党首選を無理にするとあっては
満点に恥を晒すだけのことである。今のままでは社民党は政党要件を失うのは確実で、
そうなれば政党助成金も入ってこず、政治活動はままならない状態に陥るだろう。一
時、民主党との合併話も出た社民党だが、独立を保っていたことが果たして吉だった
のか、それは残された5人が一番理解しているに違いない。